また雪でしたね。僕も子供も雪が割と好きなので、降っているのを家から見ている間はちょっとわくわくするのですが、バスが遅れたり、道路が凍って運転が怖かったり、自転車が乗りづらかったり、実用上の不便はやはり面倒ですね。こんな日は一日中こたつでポケカしていられればいいのに、と思いますが、そうもいきません。

今朝も30分以上遅れるバスの列でおじさんやおばさんが、停留所の雪をはいているバス会社の人にいろいろ説教をしていて、ちょっとブルーな気分でした。すべてのバスが同じように遅れれば、待つ時間にそれほど違いは出ないのですが、始発がどの停留所かによって遅れ具合に差が生じるため、運が悪いと僕らのように30分以上立ちっぱなしになってしまうわけです。

確かに30分はキツイですけどね。iPhone持ってる方の手は既に狙ったところをタッチできないほどにかじかんでくるし、体の冷えは人目も気にせずももあげを始めたくなるほどです。いつもの停留所ならすぐ近くの歩道橋を上り下りして体を温めるのですが、今日は駅からだったのでその場を動けず、微妙なその場駆け足、ジャンプなどでしのぎました(目立たぬよう)。

さて、運と言えばここしばらくこだわっているテーマではありますが、先日ナナホシ杯の最有力優勝候補、朗さんが「運」と「幸運」について書かれていたので、乗っかっていろいろ考えてみました。レベルの違うプレイヤーですから、もちろん次元の違う話になってしまいますが、強い人の話とは違う何かヒントが生まれるかも知れないと期待して。

朗さんの話は「運」とタイトルについてはいますが、幸運を受け取るための準備と、自分では(勝手に)理解しました。勝つための準備とはどんなことをすればいいのか?件の記事の中で最も心にグサッと来たのが、『大体の人はそのデッキを使用する上で「理想的な動き」を想定して練習していると思います。』、というくだり。そっかー、そこだ問題は。
例えば、ボルトとデオキとルギア並べてエネはハイパーかアララギでトラッシュに落としつつ、ナックルとアクロママシーンを組み合わせてルギア2ターン目に発進。100回中何回あるんだこんな展開。デオキが前でぼーっとしてることの方が多くないか?初手サポアクロマのみってのもかなりの頻度であるしなぁ。で、一人回しでいまいちな展開の時はまあこれなら負けても仕方ないか、と納得させていたりして。でもダメなんですよね。

サイド先行されて(させてではなく)追いかける展開はうまくいけばもちろん気持ちいいですが、すごくつらいし胃が痛いです。でもそういう時にどうやってあがくかが結局勝負の分かれ目であり、工夫のしどころなんですね。そういうきつい展開での動き方をいかに練習しておくか、が最終的な「幸運」を引きつける力につながるのかなと僕のレベルでは感じました。

実は昨晩、プラズマ団が苦手とするアブソル・ダークライのレシピをしんいちパパさんがあげてくれたので、コピーして一人で対戦してみました。きついっすわ、これ。改造ハンマーぐるぐる、アブソル急襲、悪エネルギーベンチにたっぷり、もう続けるのは勘弁してください状態でしたが、こういう状況こそ練習に最適なんですね。まあ結局その時は6−1でなすすべなしだったんですが。動き的にもう少しやり様があったように感じたので次はそれで試すか、ってな感じで半歩前進。

本当は対人戦をたくさん繰り返して、話し合いながら練習するのが一番なんだと思いますが、そこは物理的に問題があるので、あえてきつい状況でどうあがくかをテーマとして自分に強いて、レベルアップを目論みたいと思います。サニランやナナホシ杯のようなレベルの高いところへのこのこ顔を出して、自分はともかく対戦相手が「せっかくの対戦の機会がムダになっちまったな」と思われないレベルには何とかリクと這い上がっていきたいと思いますので、もうしばらくおつきあいお願いしますね。→サニランの人たち。

そんなわけで結論:まだまだ幸運を受け取る資格なし。

さあもう3週間ありませんよ。
練習は十分だって?
まさか練習相手はかけ算もできない小学生じゃないでしょうね?
その程度の準備ではナナホシ杯初代王者を目指す強豪達には歯が立ちませんよ。
「事故ってから」が腕の見せ所。サポやキーカードをあえてサイドに落としてから
スタートして練習するくらいの気合いで臨まなきゃ!
それだけの価値のある大会です。


詳細は下のリンクから。

http://nanahoshicup.diarynote.jp/



コメント

ぼうしのひと
2013年2月7日22:10

先日、子供と対戦しているときに、サイド3枚取っていながら(取っていたから?)烈風脚ルカリオにまくられて負けました。絶対深く考えてなくて、勢いだけなのに勝ってしまう。(ルカリオがそういう性能とはいえ)子供ってそういうことがけっこうあるような気がします。思うに、幸運の女神は子供に甘いんじゃないでしょうかねー。

H2
2013年2月7日22:48

>ぼうしのひと さん
子供が運良くいいカードを引いてきた時の顔!
あの満面の笑みはやはり女神をも魅了するのかもしれません。
かたや来ても当然といった顔や、もっといいカード来いみたいな欲深な大人には
やはりそれなりの運しかいただけないのかな・・・。

朗(あきら)
2013年2月8日6:58

日記のコメントに誘われてやって参りました。記事を書いて下さってありがとうございます。
そして、僕がナナホシ杯を制する最有力候補とはH2さんは僕のことを過大評価しすぎです(笑)
それはさておき、この記事を呼んで僕が自分の日記で書いたことに加えて
新しく感じたことを何点かコメントにて述べさせて頂きます。

>幸運を受け取るための準備
意味合いとしては大体合っていますが、僕はどんな運も自分の工夫次第で幸運に変えられると考えています。H2さんはこの記事の中で「最終的な『幸運』を引き付ける」と表現されていますね。この考え方は僕の意図する物とほとんど同じです。

「自分にとって『理想的な動き』」をイメージして練習することは沢山できます。しかしながら、勝負を行う時はそのタイミングを迎えてみると、その理想的な動きが達成できるのは、どんなに構築が上手い人でも、どんなにプレイングが上手い人でも、確率としては33%ぐらいでしか達成できないと僕は考えています。この確率は少し多めに見ていますが、これはいくら考えても理想の成功率が低くて当然です。

そういった中で自分には何が出来るのか。それは自分がどんな状況下においても、理想の動きをイメージしながら行動を起こすこと。ポケモンカードでいえば、プレイングに表すことが大事になりますね。山札に残っている大事なソースの残数、お互いのサイドの枚数、相手のトラッシュにあるカードの種類と枚数など、頭の中に持ち合わせていないといけない情報は山ほどあります。そうやって自分で試合をコントロールするための材料を集めます。

自分の理想の展開にゲームの流れを持っていくことって、僕なりに言い換えると「自分で運をコントロールして良い物(ここでいう幸運)へと切り替えている」んですよね。そういった自分なりのコツを掴むためには、やはり練習を重ね、対人戦を重ねて、場数を踏むという努力をするのが必要不可欠だと思います。

それでも、自分の能力を向上させるためにどんな練習をするのか、その練習の意義はどこにあるのかという内容は人それぞれ違います。その答えを少しずつでもいいから自分の中に確立させて、また場数を踏むことを繰り返します。そうすれば幸運を受け取るための準備なんてものは、気がついたら自分の中で出来るようになっていると思いますよ。

そんな感じで伝えたいことをつらつらと書いていたら
人様の記事へのコメントにも関わらずまた長文になってしまいました…
短い文章で解りやすく物事を伝えられる能力を身につけるための努力の方が
ポケモンカードが強くなるよりも、今の僕には必要なのかもしれません(笑)

H2
2013年2月8日12:40

>朗さん
わざわざ僕のつまらない記事のために、こんなに立派なコメント(いやもうこれは一つの記事ですね)をいただき、どうもありがとうございました。コメントは長ければ長いほど僕は嬉しく感じるので、ぜひこのままでお願いします。

実際の対戦で「この場面では、このサポートを使って、〜という状況を目指す。なぜならこれが一番確率の高い選択だから。」と理詰めで行動し、たとえ思い通りでなくても「何度こういう状況にあっても僕はこの選択肢を取る」という自信を持てるようになるまで練習することで、「幸運をつかむ」=「勝つ」ことを目指してみようと思います。迷ったあげくに後悔する、というのは練習の足りない証拠ですよね。

こちらまだまだ朗さんのような強い人が当然やっていることを、少しずつ学んでいる状態ですが、いつか「以前よりうまくなりましたね」といっていただけるよう、親子揃って精進していくつもりですので、よろしくお願いいたします。

ナナホシ杯で運良く(悪く?)対戦することができましたら、何かアドバイスをしていただけると、天に昇ります。よろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
H2

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