今回のアレについて僕の感じたこと
2017年4月5日 ポケモンカードゲーム コメント (13) 公式大会、勝利を目指す本気の戦いが行われる場所でもありますが、僕なんかにとっては同窓会のような楽しさでしたね!新しい友達?も増えましたし、何人くらいと話をしたのか覚えていられないくらいでした。お付き合いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
ところで、僕らは1日目だけの参加だったのですが、2日目にはちょっといろいろあったようです。本日公式からも正式に説明があり(素早くて的確な対応だったと思います)、twitter界隈でも大騒ぎになっていました。
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170404_000687.html
ただ僕自身はこういった不正について考えるたびに、どうしてそんなことになってしまったんだろうと思わざるを得ません。カードで遊び始めた頃はそんなこと考えたりすることもなかっただろうし、不正をするっていうことは本当に辛いと思う。何かしようとする瞬間には常に、心の葛藤とバレたらどうしようという恐れが渦巻いて苦しまなくてはならないはず。少しは慣れるかもしれませんが息を吸うようにはいかないと思う。
一体どうしてそこまでして勝ちたくなってしまうのか。そういえば去年の時もそんなことを考えていました。
http://hhhhashi.diarynote.jp/201605210533103671/
単純な自己顕示欲だけかもしれないけれど、始めた頃にボロクソに言われて悔しくてついやってしまったことがきっかけかもしれない。お父さんにそんなにちっとも勝てないなら止めてしまえと言われたのかもしれない。地域の子供達の憧れで負けて帰ることは許されなかったのかもしれない。嫌になるほどの努力をしたのに、あまりに理不尽な事故で負けることに耐えられなかったのかもしれない。
何か取り憑かれたようにプレイしているその人を,うまく和ませることができる人が周りにいれば何とかなったのではないか?勝つこと以外にも意味があると感じさせるコミュニティに所属できていれば?誰か止めることはできなかったのか?
これが例えばリクだったらどうだったのか、と親として考えざるを得ません。恥ずかしい話ですがリクには前歴がないわけではないし。
カードゲームは戦いなのだから負けては意味がない、とする空気につい反発してしまうのは、勝つ子がいれば必ず負ける子がいるということを忘れていないか?と思うからです。負けることは本当に辛い。のに、相手には煽られ、プライドも傷ついてしまう。そうしてあまり勝てない子は辞めていき、残った強い子はさらに強くなることを求められる。
これがカードの世界ならば、そんなところに子供は放り込みたくないです。僕はリクに考えてプレイするようにはなってほしいけれど、強くなってほしいとは思わない。対戦した相手のことを思いやれる子であってほしい。
別にイカサマを正当化するつもりはありません。それを許してはゲームとして成り立ちませんしね。ただイカサマしたくなるような環境は作りたくないなと思ってます。
というわけで、今週末はうんざり会(結局は宣伝)。何と言っても優勝してもサイコロ1個しかもらえないしょぼい大会ですからね。それぞれが自分のやり方で楽しんでもらいたいなと思います。対戦中「あ、まちがえた!」と思ったら、相手の人に頼んで少し巻き戻してもらいましょう。負けそうになったら一回だけ攻撃をパスしてもらうよう頼んでもいいかもしれません。でもズルは禁止です。
ただこれは僕個人の考えですから、参加される皆さんはそれぞれの考えで行動していただきたいと思います。肝心なことは皆で楽しい時間を過ごそう!ということですから。
あと、ガチ勢の大会、ガチ勢の勝利に対するこだわりを批判するつもりは全くありませんし、むしろ素晴らしいと思います。ただそうでない人や、そうでない大会があってもいいかなぁと思うということです。この辺についてはもう一回くらい(いつか)書きます。
それではみなさん、公式大会の疲れも残っているかもしれませんが、週末はぜひサンライフ福島で行われるうんざり会にのんびり遊びに来てください!よろしくお願いいたします!
追記:当のご本人は誤解だとおっしゃっていられるようなので、記事の内容は今回の騒ぎをきっかけにイカサマ一般的に考えたことと訂正いたします。
ところで、僕らは1日目だけの参加だったのですが、2日目にはちょっといろいろあったようです。本日公式からも正式に説明があり(素早くて的確な対応だったと思います)、twitter界隈でも大騒ぎになっていました。
http://www.pokemon-card.com/info/2017/20170404_000687.html
ただ僕自身はこういった不正について考えるたびに、どうしてそんなことになってしまったんだろうと思わざるを得ません。カードで遊び始めた頃はそんなこと考えたりすることもなかっただろうし、不正をするっていうことは本当に辛いと思う。何かしようとする瞬間には常に、心の葛藤とバレたらどうしようという恐れが渦巻いて苦しまなくてはならないはず。少しは慣れるかもしれませんが息を吸うようにはいかないと思う。
一体どうしてそこまでして勝ちたくなってしまうのか。そういえば去年の時もそんなことを考えていました。
http://hhhhashi.diarynote.jp/201605210533103671/
単純な自己顕示欲だけかもしれないけれど、始めた頃にボロクソに言われて悔しくてついやってしまったことがきっかけかもしれない。お父さんにそんなにちっとも勝てないなら止めてしまえと言われたのかもしれない。地域の子供達の憧れで負けて帰ることは許されなかったのかもしれない。嫌になるほどの努力をしたのに、あまりに理不尽な事故で負けることに耐えられなかったのかもしれない。
何か取り憑かれたようにプレイしているその人を,うまく和ませることができる人が周りにいれば何とかなったのではないか?勝つこと以外にも意味があると感じさせるコミュニティに所属できていれば?誰か止めることはできなかったのか?
これが例えばリクだったらどうだったのか、と親として考えざるを得ません。恥ずかしい話ですがリクには前歴がないわけではないし。
カードゲームは戦いなのだから負けては意味がない、とする空気につい反発してしまうのは、勝つ子がいれば必ず負ける子がいるということを忘れていないか?と思うからです。負けることは本当に辛い。のに、相手には煽られ、プライドも傷ついてしまう。そうしてあまり勝てない子は辞めていき、残った強い子はさらに強くなることを求められる。
これがカードの世界ならば、そんなところに子供は放り込みたくないです。僕はリクに考えてプレイするようにはなってほしいけれど、強くなってほしいとは思わない。対戦した相手のことを思いやれる子であってほしい。
別にイカサマを正当化するつもりはありません。それを許してはゲームとして成り立ちませんしね。ただイカサマしたくなるような環境は作りたくないなと思ってます。
というわけで、今週末はうんざり会(結局は宣伝)。何と言っても優勝してもサイコロ1個しかもらえないしょぼい大会ですからね。それぞれが自分のやり方で楽しんでもらいたいなと思います。対戦中「あ、まちがえた!」と思ったら、相手の人に頼んで少し巻き戻してもらいましょう。負けそうになったら一回だけ攻撃をパスしてもらうよう頼んでもいいかもしれません。でもズルは禁止です。
ただこれは僕個人の考えですから、参加される皆さんはそれぞれの考えで行動していただきたいと思います。肝心なことは皆で楽しい時間を過ごそう!ということですから。
あと、ガチ勢の大会、ガチ勢の勝利に対するこだわりを批判するつもりは全くありませんし、むしろ素晴らしいと思います。ただそうでない人や、そうでない大会があってもいいかなぁと思うということです。この辺についてはもう一回くらい(いつか)書きます。
それではみなさん、公式大会の疲れも残っているかもしれませんが、週末はぜひサンライフ福島で行われるうんざり会にのんびり遊びに来てください!よろしくお願いいたします!
追記:当のご本人は誤解だとおっしゃっていられるようなので、記事の内容は今回の騒ぎをきっかけにイカサマ一般的に考えたことと訂正いたします。
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コメント
当方も息子2人とポケカを遊んでいるため、頷きながら拝読いたしました。
ズルはよくない。が、思いやりができないのもまたよくない。
相手があって初めて成立するゲームですものね。
リンクいただいていきます。
今回の公式の迅速な対応に拍手!!です。
いつも拝見させてもらってます。
リンクをまだいただいていないのに気づきました。リンクいただきます。よろしくお願いします。
その頃オーバースリーブを使ってなく傷んだスリーブを新品と変えて自主大会にでました。
でも全てを変えたのではなく20枚くらいの痛みが激しいのだけ変えたので疑いをかけられてしまいました。
気のすむまで規則性あるか見てもらい疑いは晴れましたがそれから家族全員オーバースリーブをする事にしています。
イカサマをするのはもちろんダメですがイカサマを疑われない事も必要と感じました。
書かれている通り、なぜ
イカサマしてまで勝利が欲しいのでしょうか?
どんな理由にせよ 許されない
行為です。
してしまった事を反省し、2度としない。
これまで以上に
周りに楽しんでもらう様に尽くし
自分も楽しむ。
そして そんな子達を受け入れる
広い心を私達も持ちたいものです。
でもいつでも思い出せるようにしたい。
強いひとって臨機応変がとっても上手なんだと思います。
半分が運で決まるようなカードゲームですので
あかん!ってなった時にどう対処できるか、というか。
不正をしちゃうひとは勝ちに拘り過ぎて強くなれないのかなって思いました。
ゲーム性全否定のプレイすんねやったら
そのゲームしなくてもいいのになって。
はじめまして。
無駄に長い文章を読んでいただきありがとうございます。
何か事件があると、もしそれがうちの息子だったらと考えてしまいます。
加害者の方です。別にそこまで手に負えない子ではないのですが・・・
どんなことにも積み重なった過去があると思うので、
一概にイカサマ野郎、消えろとは思えないんですよね。
むしろ周りが勝ちを強要するがために、心の弱い子から滑ってしまうみたいな。
そういう意味では、いかに負け耐性をつけていくか、
負けの辛さを軽くしてあげるのか、勝った時こその思いやりを示せるのか、
こういうことで負けに慣らせてあげる環境が必要ではないかと思います。
それとイカサマなりを見つけた時にどのように話をするのか、
イカサマが悪いことは誰でも分かっていますよね。
後ろめたい気持ちを乗り越えさせた力は何なのか?
一緒に考えられる大人でありたいと思います。
大人が大抵一緒にいるというのが
ポケモンカードの大きな強みだと思っているので、
そこはウザがられても、大人としての責任を果たしていきたいなと。
こういうことを乗り越えて得られるものは大きいはずですよね。
コメント・リンクありがとうございます。
つまらないことばかりを綴る日記ですが、よろしくお願いいたします。
こちらからもリンクをいただきに伺います。
大事な問題に正面から取り組んで、書きにくいところもちゃんと書く。
触発されて僕も直球なのを書きました。
というかコメントを書こうとして長くなってしまったので記事にしたのですが。
僕もしょっちゅう記事を拝見させていただいていたので、変な感じですが、
はじめまして。
サンムーン始まってからの公式の動きは明らかに変わって来ていますよね。
僕はMTGあたりから人を引き抜いて来たのではないかと疑っています。
競技TCGのあるべき姿というのを明確に描いて、しっかり対応していますね。
こういった公式の泰然とした対応の一方で、ポケカコミュニティはどのように
行動していくのか、オーガナイザーというそれぞれの地域のリーダーは
どのようなビジョンを示すのか、ある意味試されているのかもしれません。
追放だ、追放だ、と叫ぶだけではない思慮のある行動で臨みたいなと。
(偉そうにすみません)
九州勢の精力的な活動を参考にして、僕らも頑張っていこうと思います。
これからもどうかよろしくお願いいたします。
おかしなこと書いていたら、遠慮なくご意見いただきたいと思います。
コメント・リンクありがとうございました。
こちらからもいただきに伺います。
先日の遠征お疲れ様でした!
最後の転落の章は本当に残念でした。
それにしても静岡・浜松勢つよい。
スリーブの件、すごくわかります。
僕も二重スリーブにしないので、ついやってしまいそう。
今回も裂けてしまった時のために10枚ずつ予備をもっていったのですが、
一枚だけ取り替えたりしたら、マーキングになってしまうので、無意味でしたね。
替えるなら全部替えないと。
ところで二重スリーブは二重スリーブでイカサマの疑いをかけられるそうですよ。
内側のスリーブに指紋がついていたり、二重だと気付きにくい折りや傷で
マーキングすることもあるそうです。
消耗品と割り切って、大会のたびに新調するのが無難なようです。
そういうことを指摘するのが好きな人もいるようなので、手札や手そのものを
テーブルに置くとか、気をつけるべきなのかもしれませんね。
面倒だし、気疲れしますけど・・・
次は愛知ですね!
あと一歩上を目指して頑張ってください!
コメントありがとうございました!
はじめまして。あれ名前変わってる?
イカサマをどうしてやってしまうのか?
それはやっぱりそれだけのモチベーションというと変ですが、
そうしてまでも勝ちたいと思わせるものがあるからだと思うのです。
例えばフリー対戦だったり、練習会などでイカサマする人はいないですよね。
そこまでしても何も得るものないし。
普段から負け慣れて、
負けることがためになることを実感することが必要なのかもしれません。
ポケモンカードを楽しく遊べる環境にいた時、
その楽しさを失うリスクをかけてまでいかさまするでしょうか?
普段のジムバトルでしっかりと見てあげて、見つけたら
「こんなつまらないことやめようぜ」と軽く声をかけるだけでも違わないですかね?
ガチ組の「結果出してから物を言え」「クライマックスにも行けないカス」
「練習とか努力が足りないから勝てない」といった空気が悪影響を与えているような。
イカサマは悪いことだからやってはいけない、ではなくて
イカサマしたらゲームがつまらなくなるし、そこまでする価値もないという空気作りを
していきたいと思っています。
周囲の大人次第ではないかと思うので、いつまでも考え続けたい問題ですね。
コメントありがとうございました!
どうですか、そろそろ昔の腕が戻って来ましたか?
ぼくはイカサマって強い人ほど陥りやすいんじゃないかと思ってます。
・あんなに努力したのに・・・
・こんな下手くそに事故で・・・
・ジムのみんなに今度こそ優勝って誓って来たのに・・・
おっしゃる通り、TCGはどうしても運の要素があるわけだから
負けたからといって弱いということに、必ずしも直結はしないのだけれど、
それを受け入れるのは難しいのかもしれません。
イカサマをするのがバカらしいような環境を作っていきたいものですね。
それではまた週末よろしくお願いします!
あ、ありがとうございます、恥ずかしい。
イカサマを糾弾している僕らの方にも何らかの責任があったのではないかと。
競技ポケカを公式の方は推進していくようなので、これからはもう少し
野心に満ちたプレイヤーが増えてくると思うのですが、どうなんでしょうね。
公式としてはこれからも毅然としてぶれずに頑張ってもらうしかありませんが、
地域コミュニティはどうしていけばいいのか、厄介な役割を
投げられているような気もします。
そもそも競技プレイヤーとのんびりプレイヤーは共存することができるのか?
もう少しよく考えてまた記事にしようと思うので、ご意見をお待ちしています。
七〇さんの記事の方ももう少し考えてからコメントさせてください。
いつもありがとうございます!