少し前になってしまいましたが七夕でしたね。これまであまり気にしていなかったのだけれど、子供達にどんな願いを書いたのか聞いてみました。

父:七夕の短冊になんて書いたの?
ゴブ(2年生):「地球上のすべての生き物が死にませんように」って書いた

 は?なんとまあスケールの大きなお願いだこと。そもそもゴブは人の死に対して感受性が強く、「ゴブが60歳になったらパパは100歳だから死んでるな」ってな事を話していたら、その後しばらくシクシクべそをかいていました。まだまだ人が死ぬっていう事を受け入れられないようです。それに加え、「ダーウィンが来た!」などの生き物の番組や図鑑を愛しているので、生き物全体に願いを広げた模様です。

 ちなみに僕なら・・・「子供二人が独り立ちするまで長生きできますように」ってところでしょうか。なんかむちゃくちゃわがままな願い事に思える・・・あとスケールが小さい。

 そしてリクは・・・「え?そんなの6年生だから書かないよ」「じゃあ、もし書くとしたら?」「ん〜、とくにないなぁ」「なんだよつまらないな、今のままで幸せなのかよ?」「まあそうだね、割と不満はないかなあ」

 こちらはこちらで突き抜けている感じもあります。親としてはもっとお願いして直してもらいたいところあるだろ!と言いたいところですが・・・。

 みなさんのおうちのお子さんたちはどのようなことをお願いしていましたか?


 さてさて・・・


 最近の個人的にショックな出来事はDN上でリンク・コメントを頂いている七〇さんの引退・断筆?宣言。どのポケモンが強いとかではない、もっと本質をつくような記事が大好きで愛読していたところでした・・・残念。お子さんの引退がきっかけのようですが、頼むよwatくん、僕らのためにもう少しポケカ続けてくれ〜。というのは余計なお世話ですね、すみません。

 それはともかく、七〇さんとは子供に対するスタンスが同じようで違う部分があって、先日もそこはそうなんだ〜と思わされることがありました。例えば、

 僕:子供との対戦では(わざと)負ける
 七〇さん:それはやらない

 僕:子供をむだにほめる
 七〇さん:めったにほめない

 そっかー、そーなんだーと読んだときは思っていたのですが、短冊の件でなんとなくわかった気がしました。僕ってかなりわがままで自分さえ良ければいいというのが本質なんじゃないだろうか。上の例でも一見、僕は子供思いのいい人のようですが、実際問題としてその子のためにはほぼならない。ある意味子供に媚びているだけで、自分が楽しみたいだけとも言える。

 翻って七〇さんは厳しいと思われても、その子の先のことをしっかり考えて行動されているわけで、本当の意味での思いやりというか、成長を願われている。(そんな大したことではないと謙遜されそうですが・・・)

 気づいたときは、ちょっと自分の器の小ささにがっかりしたりもしましたが、今は諦めて僕なりに頑張ろうと思い直しているところです。まあ芸風はそんな簡単に変えられるものでもないですからね〜。

 それはともかく、ポケモンカードを続けている理由は子供たちと遊べることが一つなのですが、子供たちから見れば自分たちは滅多に触れ合うことのない(親と先生以外の)大人であるということは常に意識しなければならないなぁと思い直しました。目標になるというような大それたことではなくても、悪い見本にはならないように気をつけなければ。

 想像以上によくみてますからね〜、「ねぇ、なんでさっき舌打ちしてたの?」と聞かれたときは相当焦りました。




 というわけで今週は(もう)新弾発売ですね。ゾロアークGXが当たりますように・・・おっと、また即物的な願いを・・・すみません。
スポット情報

コメント

鼠スープ
2017年7月12日10:55

私は『株ポケが月1でパック出すのを辞めますように』と脳内で書きました。

やじ○ょ
2017年7月12日20:03

短冊には書いてはいないですが宝くじを当ててポケカ御殿を作るのが僕の夢です

H2
2017年7月12日21:37

>鼠 さん、

 どうやらその願いは聞き届けられたようです。
 ただし9月ごろまでは外は出歩かない方がいいそうですよ。

 ぼくは株ポケの奴隷なので、何も考えずに新弾出るー買うのサイクルを回すのみです。
 むしろ給料倍増の方をお願いしようと思います。

H2
2017年7月12日21:40

>やじょ さん、

 宝くじ部分は省いて、ポケカ御殿を作ってもらえばいいのでは・・・
 ってか、短冊に書かないとかなえてもらえませんよ。

 来年にでもポケカ御殿できてたら、僕も遊びに行かせてください。
 玉手箱はいりませんけど。

七〇
七〇
2017年7月12日23:06

>ゴブ(2年生):「地球上のすべての生き物が死にませんように」って書いた
 小学2年生で「地球上」、「死」といった抽象的な概念を把握しているということは希なことで、少し抜きん出ているように感じます(七〇式なのでヨイショはないです)。
 こういう子のお父さんをやれるのは面白くていいなぁと思います。
 『隣の芝は青く見える』と云いますが、自分ところの子供の良さに気付きながらも、それでも他所の子供さんが良く見えて仕方がないです。欲でしょうねぇ。

>子供二人が独り立ちするまで長生きできますように
 このあたりは同じですね。世の父親は大体こんなものではないかという気もします。
 あとはまァ、宝くじを7つくらい当てて資本を作ってから、昔の仲間を集めて土建と設計と測量と行政書士と不動産と便利屋と清掃業と農機具販売修理と農作業受委託と産直店と観光と民宿と喫茶店と学習塾を兼ねてやる会社を作りたいです。
 田舎にあって『あそこに頼めば何でもやる』、『あそこに相談すればだいたい答えが出る』という会社を道楽でやる。
 これでもゴブ君に比べるとささやかな願いだと思うのですが。

>子供に対するスタンス
 子供への接し方は様々で、普通にやっている分については決定的に間違うようなことはあまりないのではないかと思います。状況によって効率の良し悪しがあるくらいのことはあるかもしれませんが。

 さて、自分は子供を積極的に褒めたりはしませんが、話をしたり役割を与えたりすることは多いです。

 例えば「凄いね」とはあまり云いませんが「ゲームやろうぜ」とは云います。
 「イスを片付けられて偉いね」とは云いませんが、「イス片付け頼む」あるいは「ご苦労」、「有難う」と云います。

 このあたり、あまり深い考えはないです。ただ、漠然と「そう感じていないことを云う」というのに抵抗があって云わない、というだけです。

H2
2017年7月14日1:52

>七〇 さん、

 呼び出しに応えてくださってありがとうございます!

 少し変わっていたり、だらしなかったりということも他人の子なら微笑ましく応援できるのですが、自分の子だとなぜか心配になったり、イライラしてしまいます。期待しすぎているのか(そんなつもりはないのですが)、養っているのをいいことに自分の型にはめようとしているのか・・・。「隣の芝・・・」は本当にそうですね。

 その七〇さんの夢・・・シムシティぽい。僕は民宿か喫茶店あたりを担当させてください。

 最近はずっとそのことをぼんやりと考えているのですが、育ちもあるのかもしれません。やたら厳しい親だったので。もしくはウェイターのバイトを割と長いことやっていたせいかな?相手が何をして欲しがっているのかを常に考えてその通りの演技をしてしまう傾向がある気がします。はやりの忖度ですね。

 まあずっとこのやり方できているので、反省しても多分変わらないですね。頑固な嘘つきってところでしょうか?微妙に矛盾している気もしますが。

 「イス頼む」「ありがとう」は割とやりますね。特に小さい子は一人前に扱われることを喜びますよね。そういう意味では僕も「偉いね」とは言わないか。どうやって相手の自尊心をくすぐるかを考えている気もします。こうやって書くとなんだか偉そうですが。

 うんざりなんかでは本当にたくさんの子をお預かりすることになるので、楽しく遊んでもらうことはもちろんですが、あいさつや話し方といったちょっとしたことも学べる場にしたいなという思いはあります。お母さんたちが安心して連れてこれる場に。

 今一つのテーマでしたがご丁寧にコメントいただきありがとうございました!

七〇
七〇
2017年7月15日1:47

>H2さん
 いつものようにレスのレスです。すいません。
 H2さんの話を読んでいるといろいろ思いつくので書いちゃうんですが、ぜんぶ返事しようとすると大変なんで適当にうっちゃってください。

>「隣の芝」
 結局、自分の子供と自分を同一視しちゃってるんでしょうね。
 だから自分の子供が「できない」ことが許せないし、他所の子の「できる」が羨ましい。
 まァ、きっとみんなそうですし、行き過ぎなければいいんじゃないでしょうかね。

>シムシティ計画
 この計画において民宿は外交機関と迎賓施設であり、喫茶店は諜報機関です。
 激務になると思いますが、ぜひよろしくお願いいたします。

#子供に対するスタンス
 僕たちの考え方は大枠でよく似ているんじゃないかと思っています。
 『趣味のコミュニティのなかで趣味以外のものを作って行こう』というのと、それを自律的なコミュニティにしようという。
 前に僕のとこの日記にコメントされていた『自信をつけていった子が、さらに小さな子を前に優しさをつたえることができたらなぁとか』という部分。

 ただ、物事の優先ラインがちょっと違うというのはある。

 僕の場合は「イスを片付けた」という実績が子供のEXPになるのであり、「有難う」はそれほど重視していないんですね。この場合の言葉はレベルアップしたときの「ちろりろりっちっちー♪」みたいなものです。
 ちゃんとお礼を云うのはもちろん大事なんですが、イスを運ばせた時点で、(僕の感覚では)僕の仕事はあらかた済んでいる。
 「気働きというスキルの練習をさせた」が僕のゲームのスコアなんです。
 もちろん感謝を伝えることも大事なんですが、それは基本、家で教えることのように思うのですね。
 というか、なんか他所の家の親の仕事を取ってるようでやりにくく、恥ずかしい。

 勝手な解釈になるかもしれませんが、H2さんはより人の関係を重視しているように思います。「人と人とが協力する」、「感謝を言葉にする」、「コミュニケーションを続ける」―を教えるのがH2さんの優先ラインなのではないかという気がします。
 
 僕らの違いはそれが現れているというだけのことではないかなァ、と思います。
 それらは価値観の違いからきているもので、それ自体の議論をすることも可能なのだけれど、まァ、実際の現場でやってることを云えばどっちにしてもうまくやれているのではないかと。

 現場で何かするときに上手下手はあって、失敗して気落ちされることもあるでしょう。ただ、それは誰でも同じで(僕だって失敗の連続です)、ご自分の失敗だけ目だって見えるということではないかと。まァ、お互いいい歳ですし、こんなことは云われなくても先般ご承知でしょうけども。

H2
2017年7月20日0:29

 >七〇 さん、

 やっと書ける〜。

 毎回書いてますけど、コメントいただく度に「なるほど僕が考えているのはそういうことだったのか!」と気付かされます。ありがとうございます。

 僕はバイトの中でもウェイターのバイトが一番楽しかったので、やっぱり人が好きなんだよなぁと思うことは多々あります。電車に乗って人を眺めるのも好きだし。先日のなみのり杯も長年の付き合いの人たちから、初めましての人まで、話をして過ごしていましたからね。

 だからかな?子供達にもそんな会話を楽しむことや、人の考えていることを感じ取ろうとする気持ちを学んでもらいたいという思いはあります。ポケモンカードには世代の障壁を取り払って会話を成立させる力がありますし。もちろんそんなことは意識せず、遊んでいるうちになんとなく感じ取ってもらえればいいんですが。

 そうですね、もしかしたら言葉にするほど違いはないのかもしれない。少なくとも子供の明るい将来を願う気持ちは一緒ですからね。

 お会いして話したいという気持ちも強かったのですが、こうやって冷静に文章で意見を交わすというのも悪くないですね。これからもつまらないことを書くと思いますが、たまにでも結構ですのでご意見をいただければと思います。

 あ、僕はおしゃべりなので諜報活動は向いてないかも、外交・迎賓あたりは自信あります!

 レベル上げておきます!「ちろりろりっちっちー♪」
H2

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