ポケモンカードは子供たちを切り捨てたのか? 〜その2〜
2017年11月26日 ポケモンカードゲーム コメント (10) こんばんは。昨日の記事はまあ今までなんとなく考えていたことをダラダラと書き連ねただけだったのですが、想定以上に多くの方に読んでいただいたようで、すっかりビビってしまって続きを書く気失せました。タイトルを煽りっぽくするとダメですね。誰か続き書いてください。
・・・誰もいないようなのでもう少しだけ頑張ります。
公式の話は一旦置いて、なぜそこまでポケモンカードにこだわるのか考えてみます。
<カードゲームはそこにいる人と対戦する>
つまりただ勝てばいいというのではなく、マナーやコミュニケーションを通じてお互いが楽しく遊ぶ努力をする必要がある。
<広い世代で遊ばれている>
子供が始める時、そこには親以外にも各世代の大人がいるので、世代間交流を学ぶ場となる。また大人がいることで見本を見ることができたり、トラブルも適切に処理される。
<自分よりも小さい子もいる>
上の人ばかりでなく年下の子もいることが多いので、お兄さんお姉さんとしての振る舞い方を意識するようになる。
他にも戦略とか計算とかゲームそのものにも多く学ぶ要素があると思いますが、僕が重視しているのはコミュニケーション部分です。この部分がポケモンカードの一番の売りになると思うからです。
そういう意味では、小学校低学年から高学年になるあたりの子にこそ遊んでもらいたい。日本一になるとか、世界大会を目指すとかそういったものではなくて、ワイワイとリラックスして対戦するような感じです。でもこの世代の子たちには自由なお金はないし(あっては良くない)、ネットからの情報収集もできない。どうすればいいのか?
ところで子供達の勧誘にはお父さんを落とすことが大事!というのが、なんとなく一般的になっていると思います。でも僕はやっぱりお母さんに理解してもらうことが大切だと思ってます。もちろんお父さんがハマればその子は安泰なわけですし、実際今の環境でもポケモンカードで遊んでいる子はほとんどがハマったお父さんと一緒にやってるわけです。でも、そんなお父さんというのは都会ならたくさんいるのかもしれませんが、普通は相当レアな変わった人だと言えます。しかもお父さんの財布があるからポケカはできる、というのであればちっとも解決になっていない。
だから今以上にポケカを普及させたいと思うならば、お母さんを説得しなければいけないと思うのです。大抵の場合お母さんは(ステレオタイプ的な見方で申し訳ないのですが)、
・一緒にプレイしない
・常識的なお金の使い方しかしない
・やることが多いので子供の面倒を四六時中見るわけにはいかない
一方で、
・教育熱心なので子供にいいことならば積極的にやらせたい
んじゃないかなと思うので、この条件をクリアできる方法でアプローチして行くべきだと。
じゃあ公式が子供達を相手にするメリットはあるのでしょうか?
今やポケモンは20年の歴史を持つそうですね、そして今というのは子供としてポケモンに(どんな形であれ)触れた人たちが大人となって懐かしさとともに帰ってきているところじゃないでしょうか?
カードやアニメから入った子たちはやがてゲームへ移っていき、さらには部活だったり勉強だったりが忙しくなって離れていくでしょう。でも大学へ入ったり就職したりして、時間やお金に余裕が出てくると、かなりの頻度でまた帰ってくる可能性があるわけです。特にここ最近の売り方というのはこの帰ってくる層にうまくヒットして盛り上がりにつながっているのかなと思います。
つまりポケモンが今後もコンテンツとして続いていくのなら、それなりのタネを子供時代に蒔いておくことがすごく大事だと思うのです。僕の世代はポケモンに触れたのは大学時代なので、おそらく子供がいなければポケカに近づくこともないでしょう。
さらに任天堂や(株)ポケモンはその企業理念として子供たちを大事にする企業だと、僕は信じています。彼らにとって子供というのはお金を吸い上げる対象ではなく、企業の存在価値を定義する存在だと。
だからポケモンカードは子供達を見捨てたのではなく、今どうしたらいいのかすごく困っている状況なんじゃないかと思うのです。昨日はじめて教室がなくなっていると書きましたが、多分どのはじめて教室にもほとんど子供たちが来なくなったんじゃないでしょうか。教室自体は需要あるはずなのですが、場所や告知の方法などが子供(もしくはお母さん)の心を捉えられていないんだと思います。
ガチ勢を満足させる方法はいくつもあるし、現在ではその要望をやり取りするチャンネルもあるので、これからもどんどん改良されていくでしょう。でも普通の子供の意見て耳に入りづらいでしょうし、何をして欲しいかということがうまく伝わっていないんだと思う。
というわけで、僕がこの記事で主張したいことは、普通の子供たちがどのようなことを求めているか、もしくはどのようなことをしてあげるといいのかというアイデアを、多くの方が何らかの形でどんどん上げていこうということなのです。これまでは声が近く大きいガチ勢の意見が通りやすかったと思うのですが、今はオーガナイザーの人たちが何かと公式と関わっているようですので、いつかは届くんじゃないかと思う。
じゃあお前ら後はアイデア出しとけよ、では態度悪いので、僕が公式にこそやってもらいたいこと、ユーザー側ができることなんかを少しあげてみたいと思います、また明日(以降)。
・・・誰もいないようなのでもう少しだけ頑張ります。
公式の話は一旦置いて、なぜそこまでポケモンカードにこだわるのか考えてみます。
<カードゲームはそこにいる人と対戦する>
つまりただ勝てばいいというのではなく、マナーやコミュニケーションを通じてお互いが楽しく遊ぶ努力をする必要がある。
<広い世代で遊ばれている>
子供が始める時、そこには親以外にも各世代の大人がいるので、世代間交流を学ぶ場となる。また大人がいることで見本を見ることができたり、トラブルも適切に処理される。
<自分よりも小さい子もいる>
上の人ばかりでなく年下の子もいることが多いので、お兄さんお姉さんとしての振る舞い方を意識するようになる。
他にも戦略とか計算とかゲームそのものにも多く学ぶ要素があると思いますが、僕が重視しているのはコミュニケーション部分です。この部分がポケモンカードの一番の売りになると思うからです。
そういう意味では、小学校低学年から高学年になるあたりの子にこそ遊んでもらいたい。日本一になるとか、世界大会を目指すとかそういったものではなくて、ワイワイとリラックスして対戦するような感じです。でもこの世代の子たちには自由なお金はないし(あっては良くない)、ネットからの情報収集もできない。どうすればいいのか?
ところで子供達の勧誘にはお父さんを落とすことが大事!というのが、なんとなく一般的になっていると思います。でも僕はやっぱりお母さんに理解してもらうことが大切だと思ってます。もちろんお父さんがハマればその子は安泰なわけですし、実際今の環境でもポケモンカードで遊んでいる子はほとんどがハマったお父さんと一緒にやってるわけです。でも、そんなお父さんというのは都会ならたくさんいるのかもしれませんが、普通は相当レアな変わった人だと言えます。しかもお父さんの財布があるからポケカはできる、というのであればちっとも解決になっていない。
だから今以上にポケカを普及させたいと思うならば、お母さんを説得しなければいけないと思うのです。大抵の場合お母さんは(ステレオタイプ的な見方で申し訳ないのですが)、
・一緒にプレイしない
・常識的なお金の使い方しかしない
・やることが多いので子供の面倒を四六時中見るわけにはいかない
一方で、
・教育熱心なので子供にいいことならば積極的にやらせたい
んじゃないかなと思うので、この条件をクリアできる方法でアプローチして行くべきだと。
じゃあ公式が子供達を相手にするメリットはあるのでしょうか?
今やポケモンは20年の歴史を持つそうですね、そして今というのは子供としてポケモンに(どんな形であれ)触れた人たちが大人となって懐かしさとともに帰ってきているところじゃないでしょうか?
カードやアニメから入った子たちはやがてゲームへ移っていき、さらには部活だったり勉強だったりが忙しくなって離れていくでしょう。でも大学へ入ったり就職したりして、時間やお金に余裕が出てくると、かなりの頻度でまた帰ってくる可能性があるわけです。特にここ最近の売り方というのはこの帰ってくる層にうまくヒットして盛り上がりにつながっているのかなと思います。
つまりポケモンが今後もコンテンツとして続いていくのなら、それなりのタネを子供時代に蒔いておくことがすごく大事だと思うのです。僕の世代はポケモンに触れたのは大学時代なので、おそらく子供がいなければポケカに近づくこともないでしょう。
さらに任天堂や(株)ポケモンはその企業理念として子供たちを大事にする企業だと、僕は信じています。彼らにとって子供というのはお金を吸い上げる対象ではなく、企業の存在価値を定義する存在だと。
だからポケモンカードは子供達を見捨てたのではなく、今どうしたらいいのかすごく困っている状況なんじゃないかと思うのです。昨日はじめて教室がなくなっていると書きましたが、多分どのはじめて教室にもほとんど子供たちが来なくなったんじゃないでしょうか。教室自体は需要あるはずなのですが、場所や告知の方法などが子供(もしくはお母さん)の心を捉えられていないんだと思います。
ガチ勢を満足させる方法はいくつもあるし、現在ではその要望をやり取りするチャンネルもあるので、これからもどんどん改良されていくでしょう。でも普通の子供の意見て耳に入りづらいでしょうし、何をして欲しいかということがうまく伝わっていないんだと思う。
というわけで、僕がこの記事で主張したいことは、普通の子供たちがどのようなことを求めているか、もしくはどのようなことをしてあげるといいのかというアイデアを、多くの方が何らかの形でどんどん上げていこうということなのです。これまでは声が近く大きいガチ勢の意見が通りやすかったと思うのですが、今はオーガナイザーの人たちが何かと公式と関わっているようですので、いつかは届くんじゃないかと思う。
じゃあお前ら後はアイデア出しとけよ、では態度悪いので、僕が公式にこそやってもらいたいこと、ユーザー側ができることなんかを少しあげてみたいと思います、また明日(以降)。
コメント
自分も根本はライトな親子プレイヤーですので
競技的な所はその筋の方々がたくさんいらっしゃるので
お任せ。
できる限り、ホームジムバトルに来た初心者親子に印象良く
次回も来たいと思ってもらえるように心掛けてます。
じゃないと、お互いに面白くないじゃない!ってねw
その程度の軽い考えで早7年目です。。。
今日も元気にホームジムバトル、行ってきます!
次回も早期購読希望です。
ジムバトルデビューしてます。
友達と遊んでいてある程度わかっていて、後はYouTubeやルールブックで
確認して、常識的な範囲で大丈夫と親が判断したからですね。
ジムバトルが、いつも行くショッピングセンターにあったのも大きいです。
ただ、全然サイドも取れなくて、情熱失っている状況ですが・・・。
リンク戴いて行きますね。
リンク頂きます。
関東の人口が約4300万、世帯数が約2000万
国内の約33%が関東に集中しています。
その中で、ポケカをやっている親子って
1000人もいないでしょーね、多分。
ポケカをする親子って世の中的には
とてもレアな存在で、やらない人からは
変態に見られがちです(・・;)
ガチなイベントにシフトする中で、
負けても楽しめる仕組み、例えば
ジムバトルに10回きたらテテフGX
あげちゃいますとか・・・
太っ腹企画がないと難しいかと。
昨日に引き続き文章をありがとうございます!
親子(母親)巻き込むのはよいですね!
親子プレイヤーへのアプローチ、やっていきたいですね!
私自身、今、3つのルートでの新規の方獲得を狙ってます。
早いうちに、日記にするつもりなので、コメントいだだければなと思います。
その頃は中学~高校だった私は
「ゲームに関心のない両親どちらかにアピールして一緒に遊んで貰う」
というのが難しくって
ちょっとうらやましかったのを覚えています。
今の親世代はまだもう少しゲーム全般に優しいイメージがあるので
今こそあったらいいなって思い出しました。
はじめまして!
つまらないことを長々と書き連ねるブログですがよろしくお願いします。
そうなんですか、ライトしかも親子!プレイヤーだったんですね。
それはともかく、郡山が今どんどんと人を(親子プレイヤー)を増やしているのは
本当ジムのボスのお人柄ですね〜。
ぜひその秘訣をブログに書いてください。
一体いつから更新してないんですか!
かんのさんには確か自力でカード集めている子もいましたよね。
そういう子にどのように接しているか、応援はするのか、ごにょごにょ教えるのか。
また教えてください。
うんざりでお待ちしています。
僕の方の記事は今ひとつになってしまいましたが、
また何かご意見をぜひ!お待ちしています。
ありがとうございました。
ありゃ、早速お母さんプレイヤーが・・・
はじめまして。
ご家族みなさんで楽しんでいらっしゃるようで、うらやましい限りです。
まあ我が家もはじめて教室行ってないんですけどね。
それなりにルールもわかっているつもりでしたが、
やっぱりジム戦デビューは相当緊張しました。
ジムの場所は本当重要だと思います。
ショッピングモールにあれば買い物の間、お子さんを預けられるという意味で
むしろ重宝される気もします。
街中のカードショップの場合はあの独特の雰囲気がどうしても近寄りがたい・・・
京都であれば強くて教えるのが上手い方がたくさんいそうなので、
あっという間に勝てるようになると思いますよ!
勇気を出して色々相談してみるといいかも。
そういうことも含め、ご家族みなさんでこれからも楽しいポケカ生活を!!!
福島へ旅行される機会がありましたら、ぜひお声がけください。
全力でおもてなしさせていただきます!
コメントありがとうございました!
はじめまして!
こんな辺境のブログへようこそ。
まあでもそれを言い出したら、最近は趣味がどんどん多様化しているので、
1000組の親子がやってるとしたら相当なものだとは思いますけどね。
でもおっしゃりたいことはよくわかります。
子供の趣味にそこまで時間とお金を注ぎ込める余裕がある人はそれほどいないですよね。
ポケカのターゲットをそんな人達だけに絞ってしまっては、広がりは見込めない気がします。
太っ腹企画いいと思うのですが、多分そういう場はあっという間にガチ勢が群がってきて子供たちの手には渡らない気が・・・以前も書いたのですが、いかに初心者をガチ勢と切り分けるかがとても大事かつ難しいところかなと思います。
そういう意味で今回カードプールを共通にして大会をやってみることを考えてみました。こうなると運要素も結構含むポケモンカードの良さ(悪さ?)がでて、初心者でも勝ててしまうことがあるように思います。
そういうきっかけで楽しいと思ってもらえれば、こちらからデッキを貸してあげてもいいわけですし、なんなら少しずつカードを分けてあげることもできるかも。まあ格差が嫌ならカードゲームはやるべきではないという意見もよく聞きますが、そうやって切り捨ててしまうにはあまりにもったいない遊びだと僕は思ってます。
これから公式さんがどのようなアイデアを出してくださるのか、本当にこのまま初心者を置き去りにしていってしまうのか、もうしばらく様子をみようと思います。
コメントありがとうございました!
連日の長文にお付き合いいただきありがとうございます。
僕の書き方がよくなかったと思うのですが、お父さんやお母さんがプレイヤーである場合はもう僕の仕事は何もないなぁと思ってます。もちろん嫌な思いをさせないように気をつけること、一緒に過ごすことでお子さんに悪い影響がないことをわかってもらうことは大事ですが、基本あとは親御さんがしっかり判断されると思うので。
僕の想定しているお母さんはプレイヤーではなく、ごく普通にいるお母さんになります。カードゲームに偏見を持っていらっしゃる場合もあるので(それは正当な偏見であることが多い)、そこをうまくほぐして、お子さんを預けてもいいかなと思わせる雰囲気作りというか。
一方で公式の方がうまく教育業界と手を組んで安心コンテンツであるということをアピールしてくれれば、よりお母さん方が心を許してくれるんじゃないかと期待しています。そうすれば構築済みデッキやスリーブくらいなら準備してもらえるんではないかと。
新規の方へのルートを三つもお持ちとは驚きです!
是非お聞かせください!
僕もどらさんに刺激を受けたので、もっと色々工夫しながら頑張ってみようと思います。
コメントありがとうございました!
僕らの時代はさらにゲームという名がつくものすべてにヘイトが向けられていましたからね。そもそも親と一緒に遊ぶとか想像もできない時代でした(我が家が特に)。
今は親子間の壁が相当低くなっているので、当時とは随分違うかもしれません。先日ゴブと一緒に親子科学実験という企画に参加してきましたが、それこそ仲良さそうな親子が楽しそうに一緒に実験してました。
なので親子で!という大会は親子プレイヤーなら、もう文句なしの楽しい大会になると思います。ただ一方でやっぱり当時のまつまさんのようにお父さんお母さんに付き合ってもらえない子もいるので、そこのフォローですよね。まあうんざりにはたくさんのお父さん(もしくはおじいちゃん)単な人がいるので、むしろ子供が足りないくらいかもしれませんが。
多くの懐かしい想いと、ずっとやりたかったことをもとに、まつまさんが立ち上げる企画、とても楽しみにしています。なんでもいいつけてくださいね!
コメントありがとうございました!