朝は相変わらず自転車でバス停まで4kmほどを通っているのですが、途中で荒川の土手をしばらく走ります。今朝は白鷺の群れが飛来していて、冬に向かっているなと感じました。東京にいた時は季節の移り変わりをお店のデコレーションだとかBGMだとかなどで感じることが多かったように思うのですが、田舎では自然が教えてくれるのは予想通りとはいえ素敵ですね。9月にもちょうどお彼岸に合わせて彼岸花がポコポコ顔を出してましたしね〜。

 前回のTCGのパック売りというランダムな方法に不満を述べたら、やはりアメリカでもそのように思う人がいたらしいということをはっしーに教えてもらいました。向こうに人のすごいのは不満をぶつくさ言うだけではなく、商品を開発して売り始めてしまうところですね(前回の追記参照)。

 つまり拡張パックではなく拡張セットとして全カードを手に入れられるようにしたLCGというものが発売されていたようです。そしてそのような試みは最終的にボードゲームの「ドミニオン」みたいな形である程度完成した様子。「ドミニオン」は超有名なドイツのボードゲームで同梱されたカードのセットを使って各人がデッキを使ってゲームをするそうです。そして拡張セットとして新しいカードのプールがどんどん追加されていきますが、そこにランダムな要素はないので安心して揃えられるようになっています。

 確かにランダム要素をなくしていくと、ボードゲームに落ち着くのはすごくわかりやすい気がします。日本でもローカライズされたドミニオンのほか、ドミニオン風の萌えゲーなどが一時期多数発売されていたようですね。それでもあまり知られていないのはやはり渋すぎる題材でしょうか・・・。

 ポケモンカードもこのような形態で売るようにすればいいんではと思わないでもないですが、流石に今のブームの流れを見ても今更方向転換する理由はないので、それは無理ですね。なんといってもパックの開封を楽しみにしている人がほとんどみたいですし。

 それにしてもこのアイデアは非常に面白いと思うので、ポケカにうまく応用できないかとしばらく考えていました。そしたらなんとむちゃくちゃいい考えが浮かんでしまったので、ここで発表しようと思います。実際こういう商品出たら起源主張しようっと。

 実際のアイデアはこれをSWITCHのソフト(またはiOS、パソコンでもいい)に持っていけばいいんでは?ということです。つまり・・・

 ・現行のPTCGOをいくつかの筐体用のソフトとして販売する
 ・最初のバージョンではSM1からシロナが出た頃までのカードを全て使えるように
 ・その後追加コンテンツとして新カードのセットを数ヶ月に1度程度のペースで発売

 こうすれば相当人数の人にカードが行き渡るし、カードゲームの楽しさを味わってもらうことができます。今の拡張パック方式の最大の問題は子供が始めるにはあまりにコストがかかりすぎる点だと思っています。カードゲーム自体は子供でも十分楽しめる内容であるにも関わらず、お金がかかりすぎることや、カードショップの雰囲気の怖さなどが親子の心を萎えさせているように思うのです。

 そこでカードゲームへの導入はビデオゲームを使うのがいいんではないかと。もちろんカードの販売も継続してカード文化は維持していきます。僕個人としてはやはりカードの一番の醍醐味は人とのコミュニケーションを含んだ対戦だと思うので。なんならソフトにプロキシを印刷する機能を持たせて、小中学生くらいまでは大会などで実際に使えるようにしてあげてもいいかもしれません。ソフトに課金しているのだからそれくらいは許してあげてほしい。

 これでいいことは、

 ・ゲームソフトなのでより広い層にカードゲームの楽しさを届けられる
 ・実際の紙の印刷量を減らすことができる(なんなら転売も)
 ・親としても受け入れやすい
 ・大人でもPTCGOをするためにコードを買い集めたりトレードする必要ない

 今でのデジタルTCGは拡張パック路線をとっていますが、ニンテンドーをバックに持つポケモンならば、ソフトウェアとしての売り方でも十分元を取れるんじゃないかと思います。本家ポケモンのゲームとの連携もできれば、お互いの売り上げに貢献できそうですし。

 問題は紙でゲームする人が少なくなってしまうんではないかという点ですね。カードショップもピンチになってしまう・・・。その点は公式大会は全て実際のカードのみで行うようにするということで解決できると考えますが、あまり自信はありません。

 随分と前からPTCGOの日本語バージョンが求められているのにちっともその様子が見られないのは(開発する技術力は絶対あるはずなのに)、実はこんなプロジェクトが進行しているのかも・・・・

 なんかとても楽しみになってきたぞ!

 どうでしょうか?
スポット情報

コメント

H2

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索